室町末期◆宇多派 3代宇多国房 無銘脇差 滋賀10458号 日本美術刀剣保存会認定書有 (日本刀 宇多国房 刀 武具 刀剣 脇差)

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室町末期◆宇多派 3代宇多国房 無銘脇差 滋賀10458号 日本美術刀剣保存会認定書有

商品説明 室町末期に活躍した宇多派による無銘脇差です。

初代宇多国房は、南北朝時代に大和(奈良)宇陀から、越中(富山)に移住した刀鍛冶で、室町時代末期まで代々続いております。本作は、日本美術刀剣保存協会によって3代宇多国房の作とされます。

元々太刀だったものを大きく磨り上げることで、現在の脇差サイズになっており、茎は無銘で尻は一文字となっています。

地鉄鍛えは柾目流れて板目肌をあらわしており、帽子は乱れ込んで小丸に返り、時代がありますが健全な作といえます。また刃文は沸出来ですが、末備前のように見える丁子乱れで、刃中には砂流しや二重刃が見え、全体に映りがあらわれるなど、働きが盛んです。

元々、「山城来」のように心鉄の凹凸が激しいつくりのようで、物打上周辺に心鉄が出ておりますが、それほど研ぎ減りはしていないように見受けられます。

古刀ならではの見どころを備えた名刀です。


◆宇多派
鎌倉時代末期の古入道国光を祖として、南北朝時代には国房、国宗、国次等の刀工が活躍し同名相継いで室町時代末期に亘って栄えている。このうち南北朝期下らぬものを古宇多と称している。同派は元来大和宇陀郡の出身であるところから、自然大和気質の強いものが多くみられるが、同時に越中の則重、江に倣ったとみられる相州伝風のものも存在する。


・購入後に登録の書き換えが必要です。
・黒呂鞘、銅二重ハバキ、刀袋が付属します。
・日本美術刀剣保存会認定書、銃砲刀剣類登録証が付属します。
・長さ55.9cm、反り1.0cm、目釘穴2個
・元幅3.1cm、元重6mm
・重さ564g(最大幅。若干の誤差はご了承下さい)
・小さな刃こぼれが二箇所あります。

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